学校の先生は大変忙しく、その多くの理由は、授業の資料つくりや部活動の指導なのだそうです。
部活動の指導は、地域のボランティアやアルバイトを募れば、やりたい人(もしくはやってもいい人)はたくさんいるのではないでしょうか。そのほうがいいコーチが見つかりそうですし、職員の残業代よりも、経費は少なくて済みそうです。
授業の資料については、1年目の先生ならともかく、中堅以上の先生は、十分に資料はもってそうなものですが、毎回そんなに時間がかかるものでしょうか。それよりもなによりも、今や参考書や問題集はたくさんありますから、下手に“個人が考えたレベル”のものを使われるより、そっちを使ったほうがよっぽどいい教材になりそうです。
英語やダンスなど、「生徒に教えるために、学校の先生がまず教わる必要がある」という話も聞いたことがあります。先生たちには習う時間も教える時間も必要です。
『他の人に任せたほうが効率的な仕事』を、一生懸命手仕事でやって、そして時間外賃金を貰って、しかも「忙しい忙しい」とぼやく人は、どこの職場にもいるでしょうが、公務員は根本的にそんな仕事のような気がします。
学校こそ、民営のほうが良いのではないでしょうか。ベネッセや大手予備校などが運営したほうが、よほどうまくやってくれそうです。そして、全国公平な授業が受けられます。塾の時間も習い事の時間も、学んだ『単位』にみとめてもいいかもしれません。給食ももっと安くておいしいのが食べれそうです。
教育の民営化は、当然一大産業になります。かのピーター・ドラッカーも言っています。「これからの産業は、医療と教育だ」と。
そういえば、最近の昼間のテレビは、健康食品の通信販売の番組ばかりです。やはり、現代人の関心ごとは、健康と勉強ということなのでしょう、さすがドラッカーさんです。
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