京都大学吉田寮の立ち退き問題

 京都大学に、『吉田寮』という古い学生寮があり、耐震化工事もできないために、学生に立ち退きを要請したところ、一部の学生がこれを拒否して居座っているそうです。あの京都大学にこんな学生がいるとは‥

 当然のことながら、寮は学生の所有物ではありません。本当に残したいなら、寮生がお金を稼いでまずは大学から買い取らなければなりません。寮には大変な“伝統”があるそうですが、その伝統も、そのごねている寮生がつくったものではありません。

 大学側に「説明しろ」と言っているそうですが、「耐震工事ができない(膨大なお金がかかる?)から、取り壊すしかない。だから出て行ってもらうしかない。」程度もわからない人に、これ以上説明する言葉はありません。「説明しろ」とか「話し合いに応じろ」とかいう人は、たいていどんなに説明しても考えは変わりません。(自分に都合の悪い話があったときに「聞いてないよ~」というのは、お笑いの定番ですね。)

 この学生の『わがまま』や『甘え』は、どことなく日大アメフト部の学生に感じたものと似ている気がしました。大学生が『お客さん化している』のでしょうか‥。

f:id:meijikaraheisei150:20181119191434j:plain