「検察庁法改正案に抗議します」ではすみません。

 もちろん私も、検察庁法改正案に反対です。ただ、野党や弁護士会の発言を聞いていると、「何をいまさら」と感じます。現行法でも、佐川氏による公文書偽造教唆を起訴できなかったという重い現実があります。すでに行政は十分に検察に介入しています。

 議院内閣制でかつ1党が過半数を占めていれば、法案は必ず通ります。まずはこれを変えるために、選挙制度を変えましょう。以前にも書きましたが小選挙区制をなくすことが必要です。

 また、裁判官を内閣が指名任命することも、明らかに司法の独立と矛盾します。これについては憲法改正が必要です。野党も積極的に憲法改正に参加すべきです。

 とにかく、今回の法案が通ろうが通るまいが、すでに三権分立は機能していません。野党もマスコミももっと根本的なところを議論すべきだと思います。

 ちなみに私は、新党「日本理晢党」を提案しています。主な政策は、①国会改革、憲法改正で、正しい三権分立の構築、②シンプルで公平な社会保障制度の構築、③地方自治廃止と教育民営化で、公務員削減と教育の質の向上。です。(よかったら、一度覗いてみてください‥ 

           インターネット政党 ≪日本理晢党≫

 もうひとつどうしても我慢できないことがあります。公務員の定年延長は、公務員の総人件費を大幅に増加させるものです。その1点においても、定年延長に大反対です。年金が少ないから支給年齢をあげるわけで、公務員の人件費が増えては意味がありませんし、公務員だけ自動的に確実に働き続けられるのは許せません。

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