河井夫妻の選挙違反に関する裁判が始まったようです。ことは単純で、選挙区内の自民党員および非党員のそれぞれに対して、お金を渡していいならセーフ、渡していけないならアウトでしょう。どうせ動機なんてだれにもわかりません。そして、またしても検察が、収賄側を起訴しないというアホなことをしたがために、まともな裁判にはならなそうです。
選挙違反をなくしたいなら、立候補者にお金を持たせないことです。そのため、政党助成金は廃止すべきです。大政党優遇の不公平な税金の使い方です。政党の運営費は、所属議員の会費で出し合うべき類のものです。民間はそれが普通です。そもそも国会議員は、十分な収入がある上に政務調査費というのがありますので、それ以上政治活動にお金はかからないはずです。余計なお金があるから、選挙違反があるのです。
自分の給料だけで勝負しようという人は選挙違反などはしません。選挙違反しても投票してもらえる保証はなく、リスクが大きいだけの行為ですから。
