参院選2022自民党のキャッチフレーズ『決断と実行』についてひとこと

 参院選2022の自民党のキャッチフレーズは『決断と実行。』です。政治のみならず、どんな仕事でも決断と実行は当然のことで、政党としては“どういう方向に決断・実行するか”を主張すべきだと思うのですが。昔『新党ブーム』のころの政党の名前が、「新しいだけで中身がわからない」と言われていたことと似ています。

 同じ与党の公明党のキャッチフレーズは『日本を、前へ。』だそうです。少し前までポスターに『小さな声を聴く力』と書いてあって、「“聴力”やん!」とツッコんていましたが、変わったようです。

 与党の主張を見るたびに「なんで今までそうしなかったの?」と思います。与党のマニュフェストは書くと実行しなければいけないから、具体的なことは書きにくいのかもしれません。一方野党は「消費税廃止」など、「どうせできないから何でもアリ」です。具体的なマニュフェストを書いて、本当に政権を取っちゃって困ってしまった旧民主党のことがまた思い起こされます。