議院内閣制と選挙

 参議院議員選挙が行われています。参院選挙は政権選択選挙ではないそうで、また参議院はいらないという人も多く、当然盛り上がりはいまいちのようです。

 議院内閣制では総理大臣は、国会で多数を占めた政党の党首がなります。国政選挙で各政党のそれぞれの人数が決まりますが、第1党が過半数なら自動的に総理大臣が決まります。どれも過半数でなければ党首間の調整になり、連立政権となるでしょう。

 議院内閣制で決まった総理の考えは、法案も予算も絶対に国会を通過します。与党は多数で絶対賛成だからです。野党は過半数ないので何を言っても結果は同じです。

 国政選挙で政党別の議員の数が決まったあとは、せっかく決まった議員の活躍の場はすくなそうです。国会議員はバーチャルでもよさそうに思います。

 『日本理晢党』『公正選挙を実現する会』は、『小選挙区制廃止』『全国区の復活』『得票数に比例した国会での議決権付与』を訴えます。