まだまだ日大アメフト部問題‥やっぱり納得がいきません。

 すっかり話題にならなくなりましたが、日大アメフト部内田監督はそんなに悪人でしょうか。“実行犯”である宮川選手はそんなに“悪くない”でしょうか。

 勇気があるのも認めますし、会見での受け答えが100点だったのも認めます。ただ、反則は強要されたわけではなく、反則しますから出してくださいと自分から言ったわけですし、少なくとも“被害者”ではありません。そのあとにも反則を繰り返した理由も不明です。

 内田監督が言っていることは意外とウソではないように思います。反則しろとは一言も言っていませんし、反則の場面も本当に見ていなかった可能性はあると思います。ベンチに戻るとき“称えられた”ような態度だったことが最大の“悪事の証拠”とされていますが、自分の発言で教え子があんなプレーをしてしまい後悔もあったでしょうし、どう迎えていいかわからなかった、というのが、本当のところではないのかなと私は想像しています。

 私が一番問題と考えるのは、宮川君を除いて、内田監督と井上コーチを起訴した検察です。通常考えられないことですし、起訴した2人にもおそらく有利に働きます(“無罪が確定した”宮川君に責任を押し付けやすいからです)。

 検察は行政機関なのに、『無罪』を言い渡すことができます。検察が起訴したら99.9%有罪になるということは、事実上検察のところで裁判が行われているようなものです。佐川前局長の不起訴の際にも思ったことですが、偉い人を忖度したり、空気を読んだりせず、もっと冷静にある意味“機械的に”起訴不起訴が決まる必要があるように思います。

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