2024-01-01から1年間の記事一覧

昔授業で習った『最後の授業』

何かの番組で『アルザス地方』の言葉を聞いて、昔授業で習ったアルフォンス・ドーデ作『最後の授業』を思い出しました。 多くの方がご存じと思いますが、あらすじは「ドイツとの戦争に負けたために、フランスのアルザスロレーヌ地方がドイツに割譲されること…

第三者委員会で「即時辞職しかない」の結論は言い過ぎではないかと‥

岐阜県岐南町の町長がセクハラで辞職したケースについてですが、第三者委員会の報告書が「即時辞職の選択肢しかない」と断じていることについて、違和感を感じます。 刑事事件としての判決が「懲役○年」ならわかります。町長を辞めろというためには、セクハ…

不起訴だがその理由は言わない。

飲食店の迷惑動画の犯人が、不起訴だったようです。森友問題の佐川氏も、自民党の5人衆も不起訴でした。罪にならないということは、やっていいということです。 「いちいち裁判する時間がない」という理由かもしれませんが、だからといって“無罪”にはできま…

政治倫理審査会の代わりに‥

明日の政治倫理審査会が延期となったようです。公開か非公開かでもめているそうで、こんなものは公開もしくは議事録開示が決まっているのかと思っていたらそうではないのでしょう。 ただ仮に公開で行われたとしても、国会のあのやり取りが再現されるだけかも…

テレビ番組で田中均氏の話を聞きました。

先日ニュース討論番組で、田中均氏が出演されていました。ご存じの方も多いと思いますが、小泉総理の時に北朝鮮拉致被害者5名の帰国の時の外務省担当職員だったようです。 北朝鮮との首脳会談の話題だったのですが、田中氏の発言は「今は準備が不十分なので…

鈴木財務大臣の「納税は議員の判断」への対応

上記の国会答弁が当然のことながら問題になっています。これまでいろんな大臣の“スキャンダル”がありましたが、この発言ほど『大臣不適格』なものはありません。野党は即刻『大臣不信任案』を提出すべきでしょう。 自民党員の中にも今回はさすがに『賛成』が…

マイナンバーの使い道

気になって調べましたが、国はまだ「マイナンバーカードは強制ではない」と言っているようです。今年秋の保険証廃止は嘘ということなのでしょう。河野大臣が辞任する筋書きなのでしょう。 以前、現状の「普通選挙」は問題が多いのではないかと書きました。今…

大臣や内閣の不信任案が否決されない可能性のある国会にしましょう。

盛山文部科学大臣の不信任案が出され、否決されたそうです。大臣の不信任案も内閣不信任案も、当然のことながら否決されます。“与党”が多数なわけですから。 『スキャンダル』だけが不信任の理由となっている現状はどうかと思いますが、それは置いといて、す…

羽田空港の衝突事故の報道について(2)

見出しのことについて、今朝のニュースでちょっと驚くものがありました。事故の再発防止策についてなのですが、元管制官の専門家としてのコメントなのですが、「滑走路上のニアミスを関係航空機同士で把握できるシステムはあるが、コストがかかりすぎるので…

派閥パーティー券問題で一番理解できないこと

派閥パーティー問題は、派閥がアリかナシかの、国民には全く関係のない問題にすりかわっているようです。 そうなった原因は「検察」にあります。当初の大方の予想どおり、党内で力のない、引退間近の人だけが立件される「とかげの尻尾切り」に終わりましたが…

能登旅行支援より被災者救済を

能登旅行支援が驚くべき速さで決定しました。ネットでは賛否両論といいますが、賛成の多くは「金沢に旅行にいく」予定の人です。 この政策でメリットがあるのは、旅行者です。観光業界が潤うと言いますが、負担が増える分の収入が増えるだけで、“支援”されて…

岸田総理が「全力で取り組む」べきもの

またまた岸田総理の発言にあきれました。自民党パーティー券問題について「最重要課題であり、全力で取り組む」のだそうです。 そもそも『解決すべき課題』ではありません。自分の仲間がルールを破っただけなので、法律に基づいて罰するだけです。ルールを変…

羽田空港の衝突事故の報道について

気になって調べてみたら、空港の管制官は国土交通省の国家公務員だそうです。それを知って“モヤモヤ”が怒りに変わりました。 事故の責任原因については、結局のところ管制官のミスと予想されますが、第1報が「管制官は海保機に「滑走路停止位置まで走行する…

地震対策がなぜ進まないのか

たぶん、対策責任者が「県」になっているからだと思います。震度5強以上の地震が発生したら、まず自衛隊が指揮を執るとしてはどうでしょうか。 ヘリを含めた機材、通信網を確保できるのは自衛隊が一番でしょう。今後必要になるドローンについても兵器として…

地震予知はあきらめて津波予測の精度を上げてほしい

能登半島地震の報道でもっとも胸が痛んだのが、「家の下敷きになった家族を置いて、津波に備えて避難しなければならなかった」ケースです。 津波の到達は地震発生からすぐだったですが、その後一晩津波警報が続きました。これにより、大事な時間に救助活動が…