大臣や内閣の不信任案が否決されない可能性のある国会にしましょう。

 盛山文部科学大臣の不信任案が出され、否決されたそうです。大臣の不信任案も内閣不信任案も、当然のことながら否決されます。“与党”が多数なわけですから。

 『スキャンダル』だけが不信任の理由となっている現状はどうかと思いますが、それは置いといて、すべて否決されてしまうのは問題です。国民の代表たる国会が、どうやって行政を管理すればいいのでしょうか。

 まずは少なくとも連立政権でなければなりません。(その前提として国会の議席数が国民の政党支持率と比例していなければなりませんし、そうなると当然連立政権になります。)そして、その連携は緩いものでなければなりません。その時その時で是は是、非は非で判断する“幅”を各党や各議員が持っていなければなりません。

 2000年にあった『加藤の乱』は与党議員の造反により内閣不信任案が通りそうな事件でした。結果は、加藤派の議員が野中幹事長や小泉純一郎氏の切り崩しにあって、加藤氏は破れます。「大将なんだから!」と言っていた谷垣氏も体制派でした。加藤氏のような国会議員が、もっと強い力の数を持ち、不信任案賛成をもっと“軽く”決断するようにならなければ、不信任案は通りません。

 日本理晢党は公正選挙の実現によって、『国民の支持を反映した国会構成』『是々非々の“緩い”連立』『与野党の区別のない良識的な判断』の国会を作ります。

 

   インターネット政党 ≪日本理晢党≫

           インターネット政党(会派)≪公正選挙を実現する会≫