自民党の派閥のパーティー券問題が毎日報道されています。国民が怒っているのは「記載していない」ことではなくて、そんなお金集めがなされていることです。
それと気に入らないのは、政治家や政治家経験者が「政治には金がかかるので、パーティー券は仕方がない」と発言することです。
いったい何にお金がいるのでしょうか。事務所が要るとかなんとか言っていましたが、ホームページやSNSで十分でしょう。昨日は石破茂氏が「自民党は国民政党として地元の有権者の声をよく聞くことが‥」などと言っていましたが、それだけの当たり前のことにそんなにお金がかかりますか。(彼の言うことは内容もなく、話し方も生理的に嫌いです。この人が次期総理候補人気第1位とは泣きたくなります。)
少し前に安倍氏の後援会が安い金額でパーティーに参加したことが問題になりました。有権者への接待にあたるからです。一方政治家のパーティーは、金額に比べて提供されるサービスは少なく、こちらは『企業献金』の要素が強いのだそうです。どちらにしても『賄賂』です。
政治家には高い給料のほかに、政治活動をすればするほどそのお金がもらえます。通常の個人経営者は、『収入』の中からお金を使って仕事をして、その分は『必要経費』となります。会社員は『給与』にすべて含まれますので、この中からやりくりして自己研鑽やリフレッシュをしています。
国民が望むのは、別に頑張らなくてもすでに知恵と人格を備えており、給料だけで余計なお金は使わず、お金稼ぎに励まない人です。