政権交代は必要か

 岸田総理が所得税減税を打ち出しましたが、思いのほか不評のようです。野党は野党で「減税はダメで給付が必要」と攻撃します(基本的には同じじゃないかなと思うのですが‥)

 岸田総理がこのような飴をくれるのは、「解散したい」ためなのだそうです。以前書きましたが、総理大臣が衆議院を解散することは、国民が選んだ国会の軽視であり、憲法の趣旨に反します。まして不信任案も出されていないのに、総理が勝手に解散できるというのは、明らかな憲法違反ではないでしょうか。

 お金を配る政策をとれば(普通は)その党の支持率は上がるでしょう。時々指摘されますが、考えようによっては選挙違反ともいわれかねません。当然、ライバルの党も負けじと飴を用意します。いつしか政策=飴となってしまっています。

 総理の勝手な解散権をなくすことがまず必要ですが、さらに言えば『○○党政権』というのがあるのが問題なのかもしれません。

 地方議会は議院内閣制ではありませんので、政党間の飴合戦はありません。経歴が長く見識の立派な市議会議員は、一定の発言権があり市職員も市長もうかつなことはできません。またこのような人は住民をバカにしたような飴だけの政策をいいません。

 国会の中で政党同士が人気取りをしている限り、日本の政治のレベルは上がらず、官僚の勝手をとめられません。のほうがいいように思います。

 日本理晢党は、大選挙区制選挙による『国会総与党』を想定しています。そして財政規律を守ったムダ使いのない政策を実施します。敵は『他党』ではなく『官僚』だと私は思います。

 

        インターネット政党 ≪日本理晢党≫