高齢者の危険運転を減らす方法

高齢者の“危険な”運転による事故が続いています。

テレビのニュースでは、「みんなでしっかり議論しましょう」というばかりで、免許を取り上げろとはだれもいいません。平成29年3月か、認知症高齢者の運転免許更新時には、かかりつけ医が診断書を書くことになっているようですが、医師のほうも“お客様”である患者さんの不利益になるようなことは書きにくいらしく、評判はよくないそうです。そもそも認知症でない高齢者の事故も多く、根本的な対策にはなっていないようです。

普通に考えれば、運転免許の「更新」は「試験」にして、その試験を厳しくすればいいだけでしょう。講習で運転シュミレーターを使って、ぶつかったりしたら「やっぱり高齢になると、反応が遅くなって危ないでしょ」と指導しているようですが、ぶつかるような技量ではそもそもダメでしょう。もちろん、高齢者に限らず危なっかしい運転をする人はいますので、年齢に関係ない『基準』が必要です。『運転免許』を与えるかどうかに、その人が「車しか交通手段がない」かどうかは関係ありません。

高齢者、先輩を尊重するのはいいことですが、『技量』を失った人に、温情で『免許』を与えてはいけないように思います。『漫然と更新させない』ことは、運転免許に限らず、『医師免許』『弁護士資格』など、すべての『免許』にもいえることでしょう。

 

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