大学で何を学んでいますか

 去年「僕らは奇跡でできている」というドラマが放映されていました。主人公の大学講師を高橋一生さんが演じられ、ほっこりするいいドラマで、家族みんなでほぼ毎週見ていました。

 あれは、何学部の何学科なのでしょうか。講義内容は「動物行動学」に相当するようなので、獣医学科のなかの一つの講座なのでしょうか。学生さんが獣医師になるとは一言も言わなかったので、講義が余りに楽しそうだし、急にフィールドワークに行ったりするので、途中からはそっちが気になっていました。

  少子化で労働力減少が指摘されている今、18歳~22歳の若い世代の労働力は貴重です。大学教育として必要な学科かどうか、社会の役に立つ必要な学問か、国が補助金を出すに見合う大学か、見直しが必要な気がします。「文学部不要論」があるそうですが、そのとおりだと思います。あってもいいですが、公費を投じる必要はないのではないでしょうか。大学教育を最小限(最短)にすればその分、労働力が生まれます。

 

 そんな風にすると、「研究開発」の分野が遅れるという指摘もあるでしょう。確かに大事な問題です。これに対する対策としては、「企業」が研究や教育の主体となること(たとえば「トヨタ大学」など‥)、それと、大学研究室も民間の研究機関も含めた「研究の集約化」などが考えられます。

 とにかく、大学教育が今のままでいいとは思えません。『教職員のための大学』になってしまっている大学も、決して少なくないように思うのです‥。

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