違法薬物報道のたびに思うこと

 少し前のコカイン騒動に比べて、最近起こった大麻所持事件は、容疑者に対してやや甘い報道のようです。報道を見ているとだんだん「なんでダメなの」という気持ちになります。

 いつも違法薬物事件では、容疑者の出演作品の公開の是非が議論されます。最近は、「作品に罪はない」との意見が大勢を占め、容疑者の出演作品も公開される流れになっているようです。それはその通りだと思います。

 改めて考えると、麻薬使用者が出演する“よい映画”はダメだけど、そもそも犯罪(薬物、レイプ、殺人など)の場面が描かれている映画はいい、というのも大変おかしいように思います。もうちょっと中身の制限はやはり必要ではないかと‥。「R15にしておけばとりあえずいい」というのもどうかと思います。16歳でも20歳過ぎても、影響されてマネする人間はいるようです。

 

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