金正恩委員長に告ぐ

 横田滋さんがお亡くなりになりました。私たちには想像もできない、本当にお辛い人生であったろうと拝察いたします。奥様やご子息もコメントされていましたが、かねてから思っておりましたが、ご家族皆さん、非常に知的で気品があり、立ち振る舞いやお話が穏やかでありながら凛とされていて、人間として本当に素晴らしい方々であろうと尊敬申し上げております。

 残念ながらこの世の中は、これと正反対の、乱暴で粗雑で下品な人の方が得をするようです。不合理な存在は皆から嫌われますが、それでもその理不尽な要望は通ってしまうことが多いようです。

 北朝鮮による拉致については、絶対に許されるものではありません。拉致のみでも交戦すべき理由になると思いますが、被害が大きくなるのも間違いではないでしょう。今のところ最も期待が持てるのが、金正恩委員長に“大政奉還”していただき、国外で隠居していただき、かつてのGHQのような外国の部隊により民主化を進めるという方策でしょうか。

 もちろん、金委員長には優雅な生活と身の安全を保障し、その財源は日本が出してかまいません。現在金委員長にも相当なあらゆる危険があるでしょうから、ご本人にとってもそれほど悪い話ではないと思います。日本の税金でそれを出すのは間違いかもしれませんが、そんな小さなことを言っている場合ではありません。米朝首脳会談が実現した際には、トランプ大統領は金委員長を素晴らしい友人と言っていましたので、そのままアメリカへ連れて帰るのではないかと期待していました。だまし討ちはよくないなどと言っている場合ではありません。どんな汚い手を使っても、問題を解決しなければなりません。きれいな言葉だけを並べて何もできないリーダーは、何の役にも立ちません。

 

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